「ネガティブな性格をポジティブにしたい」
「とにかく自分を変えて、新しい自分になりたい」
このような悩みを持ったことはありませんか?
残念なことに、多くの人は変わりたいと思っても変われません。
もう、変化できない自分にウンザリ!
本当に変われる方法を教えてよ~
その問題を解決するのがこの本。
この本の著者であるメンタリストDaiGoさんは、日本で唯一のメンタリストとして活躍されている方です。
本書では、心理のスペシャリストであるDaiGoさんが、心理学的に正しい自分の変え方を紹介しています。
心理学的に正しい自分の変え方がわかる
ポジティブになるにはどうすればよいのかがわかる
意志力を鍛える方法がわかる
僕たちが変われない原因は何か?
僕たちが変わるためにすべき行動は何か?
これらの疑問を、今回は解消していきます。
それでは、解説していこう‼
なぜ変われないのか
あれこれ考えてしまう
僕たちが変化できない1番大きな原因は、あれこれ考えてしまうことです。
大半の人は自分を変えたいと思ったとき、「自分を変えるにはどうすればよいのだろう?」とあれこれと考えてしまいます。
実は、それこそが変化することができない原因です。
あれこれと考えることで行動することから逃げているからです。
本当は、行動して自分を変えたくない。
だから考えるし、思い悩むのです。
考えることで行動を先延ばしにする、そして結局は行動しない、だから変われない、ということになるわけです。
変化できないのは、いろいろ考えて行動を先延ばしにしてしまうのが原因なんだね…
僕もネガティブな考え方をやめたいと思い、どうすればよいのかと悩んだことがあります。
悩めば悩むだけ、変われない自分に向き合うことになり、さらにネガティブになってしまいました。
そのときの僕に必要だったことは悩むのではなく、行動することだったのです。
変わったかどうかは、行動を変えた後にわかります。
行動する前にいちいち考えるのではなく、とにかく小さくてもよいので行動することが大切なのです。
とにかく行動することが大切なんだね!
他人と比べてしまう
自分を変えることを妨げている要因の1つは、他人と比べてしまうことです。
自分を変えるためには、自分の過去を見つめて、それをいかに使うかを考えなければいけません。
つまり、自分にしかない武器をいかに使うか、が勝負なのです。
そこで、自分にないものを他人の中に見て、それを羨むのは無駄でしょう。
他人と比べるてしまうと、余計に悩むことになります。
悩みは行動を妨げてしまい、変化することを妨げてしまいます。
他人と比べることは、行動を妨げてしまうんだね…
例えば、
「あの人は自分よりイケメンだから…」
「あの人は外交的だから…」
と比べるのをやめましょう。
そうではなく、
「自分の強みは内面だから、内面を鍛えよう」
「内向的な人は思考力が高いから、それを生かした仕事をしよう」
と考えた方が自分を変えることができます。
他人と比べるのではなく、自分の強みを生かすことを考えましょう。
他人と比べることよりも、自分の強みについて考えた方が生産的なんだね!
自分を変える行動
ポジティブな言葉を使う
自分を変える行動の1つ目は、ポジティブな言葉を使うことです。
言葉が人格を作ります。
ポジティブな言葉を使えばポジティブな性格になり、ネガティブな言葉を使えばネガティブな性格になるのです。
その理由は、自分の使う言葉が相手だけではなく、自分にも向けられているからです。
頭の中にあるときにはモヤモヤしている考え方を、言葉にまとめて言うことによって、その言葉は自分の耳にフィードバックして入ってきます。
このとき初めて、脳は「自分はこういうふうに考えているんだな」と認知するのです。
自分の発言は自分にも向けられていて、使った言葉が人格を形成していくんだね!
ネガティブな言葉を使ってしまうと、自分の耳にネガティブな言葉が入ってきます。
そのとき、脳が「自分はネガティブに考えているんだな」と認知してしまい、思考がますますネガティブになってしまいます。
逆に発言を、ポジティブな言葉に変えれば、思考がポジティブになり、自分の性格を変えることができます。
具体的には…
「疲れたな」 → 「やり切ったな」
「遅刻してきやがって」 → 「自由だな」
「失敗したな」 → 「成長したな」
ネガティブな言葉をポジティブに言い換えることができれば、性格もポジティブに変わっていきます。
自分の使う言葉をポジティブにして、性格を変えていきましょう!
ネガティブなことを、ポジティブに捉え直して発言することが大切なんだね!
付き合う友人を選ぶ
自分を変える行動の2つ目は、付き合う友人を選ぶことです。
人間関係が自分を作っています。
魅力的な友人と付き合えば、自分も魅力的になります。
反対に、ろくでもない友人と付き合えば、自分もろくでもない人になってしまうのです。
人間関係が自分を作るから、付き合う友達を選ぶことが重要なんだね!
人間は、どうしても相手の望みどおりの人間になろうとしてしまいます。
自分にとって心地よく有利な人間関係を作るために、相手にとって都合のいい人間、友人の望みどおりの人間になっていこうとするのです。
よい人間関係は、よい人格を作るためには必要なのです。
よい友人を手に入れるためには、さも親しい人間であるかのように、友人になりたい人と連絡をとりましょう。
誠意をもって連絡してくれる人を、拒絶することはなかなかできません。
何度もアプローチをすれば、相手も「1回ぐらいは会わなくては」というふうになります。
友人になりたい人と積極的に連絡を取ってみましょう!
よい友人をつくるためには、連絡をとることが大切なんだね!
緊張するけど、やってみようかな!
コミュニケーションについてもっと詳しく知りたい方はこちら↓
モノを減らす
自分を変える行動の3つ目は、モノを減らすことです。
モノを思い切って減らすことで、行動できるようになります。
人は大量モノがあることで、選択肢が増えてしまい、悩んで行動に移れなくなるからです。
人は選択肢が増えれば増えるほど選べなくなり、思い悩む時間が増える。
さらに、選んだあと、選ばなかったほうの選択肢を後悔する時間まで増える。
結果、人間は選択肢が増えれば増えるほど不幸になる。
人間は選択肢が増えると、不幸になってしまいます。
選択肢を減らすためには、モノを減らすことが重要なのです。
モノを減らすことで、選択肢を減らしていくことが大切なんだね!
モノを減らすためにはどうすればよいのでしょうか?
本書で紹介されているのは「将来、そこに持っていきたいモノか?」でモノを手放すかどうかの判断をするテクニックです。
モノを捨てるときに迷ったら、将来のことを想像し、そこに必要のないモノであれば捨てていきましょう。
捨てるのがもったいないと感じたら、友達にあげたり、ネットで出品したりしましょう。
必要のないモノを手放すことで、余計に悩む時間が無くなり、行動できるようになるでしょう。
モノを減らすことは、悩む時間を減らすことなんだね!
モノを減らす方法について、もっと詳しく知りたい方はこちら↓
まとめ
・変われない原因は、あれこれ考えて、他人と比べてしまうこと
・性格をポジティブにするには、ポジティブな言葉を使う
・環境を変えるには、付き合う友達を選び、モノを減らす
いかがだったでしょうか?
本書を読んで、行動することの大切さを改めて実感できました。
自分を変えるのに、つらい努力や計画は必要なく、とにかく行動することが大切だと気づかせてくれる一冊でした。
本書では今回解説した他にも、以下のようなことが紹介されていました。
・自分を変えるのに根拠はいらない
・普段触れるモノを変化させて、性格を変える
・超恥ずかしいことをして、精神を鍛える
自分を変えるには行動あるのみです。
自分を変える行動をして、変わらない自分からおさらばしちゃいましょう‼
僕も自分を変えるために、ポジティブな言葉を使うように心がけていきます。
最後まで読んでくれてありがとう‼
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