・他人の情報に踊らされなくなる。
・自分探しのヒントになる。
・哲学の内容を簡単な文章で読める。
哲学を学ぶメリット
現代の情報社会では、
誤った情報があふれています。
深い思考力を身に着けて、
物事を正確に判断することが、
これからの時代には必要不可欠です。
他人の情報に簡単に踊らされてしまうと、
自分の考えが持てず、
思考停止の状態のまま、
貴重な人生の時間を過ごすことになりかねません。
誤った情報に踊らされないようにするには、
哲学を学び、
自分の心の芯を強く持つことが重要です。
それでは、解説をはじめよう!
徳のある人間は幸福であり、悪徳な人間は不幸
徳のある人間は幸福であり、悪徳な人間は不幸
(中略)
ずるいことをして得をすると、
表面上は利益があるように感じますが、
魂は不利益をこうむっています。
これはソクラテスの言葉です。
徳のない人は、
表面上の利益にとらわれがちです。
そのため、
「他人からの良い評価」や「お金」のために、
あくせく働きます。
しかし、
「他人からの良い評価」や「お金」は、
減ったり増えたりするものです。
これにとらわれてしまうと、
減ったり増えたりしたときに、
一喜一憂してしまい、
精神的な安定を手に入れることはできません。
それどころか、
自分の体をいたわらずに働いた反動により、
不幸になってしまうかもしれません。
それよりかは、
徳を身に着けて安定した精神を得た方が、
幸福になれると思います。
表面上の利益にとらわれていると、満足することがなくなってしまうんだ。
人間は道徳法則に従って行動しているときこそ自由になれる
道徳と聞くと、人間を縛るものだととらえがちですが、
カントは逆に、
人間は道徳法則に従って行動しているときこそ自由になれる
と考えました。
カントは道徳こそが、
人間を自由にしてくれると考えました。
さっきも述べましたが、
徳のない人は、
「他人からの良い評価」や「お金」にとらわれがちです。
それを手に入れれば、
一時は満足します。
しかし、自分よりも「他人からの良い評価」や「お金」を持っている人を見ると、
自分が持っているものだけでは満足できなくなってしまいます。
その不満をまた満たそうとするため、
あくせく働いてそれ以上のものを手に入れようとするのです。
このままでは、労働から自由になれません。
それよりも、
道徳法則に従って精神的な満足を手に入れられれば、
常に満たされているため、
何かにとらわれずに自由になることができるのです。
選択肢が無数にあると、
人は何をしたらよいのかわからずに動けなくなることがあるよね。
それよりも、
道徳によってある程度選択肢を絞り込んだほうが、
やるべきことが明確になって、
自由になれると思う。
人間は初めは何者でもない、人間は後から自分で人間になるのである
「人間は初めは何者でもない、人間は後から自分で人間になるのである」
運命はあらかじめ決まっているのではなく、自分自身で変えることができるし、選んで決定していくことができるのです。
これは、サルトルの言葉です。
人生は選択の繰り返しです。
自分の下した選択は、
自分の人生を良い方向にも悪い方向にも変えることができます。
今の自分は、
過去の自分が選択したことの結果であるといえます。
逆に、
今選択すれば、
未来はいくらでも変えることができるのです。
自分の後悔しない選択を選ぼう!
まとめ
今回は、自分が為になった哲学者の名言を3つ紹介しました。
ほかにも、偉人の名言や考え方が多く書かれているので読んでみてください。
最後まで読んでくれて、ありがとう!
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