・他人に振り回されないようになる
・自分の本当にやりたかったことに気づける
・自分らしい生き方ができるようになる
それでは、解説していこう!
世間で幸せと思われていることは自分を幸せにはしてくれない
アメリカの経済学者ロバート・ハリス・フランクは、
「所得や社会的地位、家や車など、
他人との比較的優位によって成立する価値によって得られる幸福感の持続時間がとても短い」
ことを明らかにしました。
つまり、かつてのサクセスストーリーの先にある「サクセス」は、
私たちに永続的な幸せを与えてくれるものではなかったのです。
少し前であれば、
「マイホームを買ったら幸せ」「クラウンを買ったら幸せ」
というような幸せのモデルがありました。
世間のいうようなサクセスストーリーは、
私たちに幸せを与えるだろうと信じられてきました。
ですが、今はどうでしょうか、
「マイホームを持っているのに物足りない感じがする」「お金を持ってるけど、幸せではない」
というような人が多く出てきているのです。
つまり、
世間で思われている幸せと自分の思う幸せは違うのです。
本当の幸せって何だろう?
競争思考は勝者であっても不幸になる
少なくとも「人生をレースに見立て、それに勝ち続ける物語」は、
一生すがりつくには非常に脆弱であろうと思います。
なぜなら、
人は永遠に競争に勝ち続けることはできず、
一生のうちに必ず弱者の側に回る瞬間があるからです。
どんなに優れた人でも、
他人に負けることはよくあります。
自分が勝者の立場にいることによって、
自分を肯定している人は、
敗者になったときに自分を肯定してくれるものがなくなってしまいます。
その人は自分を肯定するにはいつまでも勝ち続ける必要があり、
精神的なストレスを抱えてしまうのです。
勝者であっても、不幸になることはあるんだね。
自分の人生の物語は自分で決める
自分の物語を作るうえで、
もっとも重要なことは、
自分の感情に素直になることです。
怒り、嫉妬、悲しみなど、
誰かに話すことがはばかられるようなネガティブなものもありますが、
感じてはいけない感情はありません。
感じたままの感情だけが、
自分に起きた出来事に納得するための解釈をもたらしてくれます。
前にも書いた通り、
世間で思われている幸せの物語は、
自分を幸せにしてくれるものではありませんでした。
ですから、
自分の人生の物語は自分で決める必要があるのです。
その時には、
自分の感情に素直に従ってください。
世間から非難されるような感情でも構いません。
自分の物語を作るためには、
他人ではない自分の感情を優先したほうがより良い物語を作れます。
この時に作った物語は、
私たちに本当の生き方を教えてくれるでしょう。
ただし、他人に迷惑をかけない範囲でね!
まとめ
他人が思う幸せは自分の思う幸せではないと実感しました。
私も「友達がたくさんいたら幸せ」というような世間の常識に振り回されていました。
これからは自分の物語を作り、
「友達はいなくても大丈夫」
というような生き方をしたいと思いました。
どのように自分の物語を作るのかは後編に解説します。
最後まで読んでくれてありがとう。
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