・勉強の効果を高めるのはすぐに寝ることが大切
・精神力は体と同じように鍛えられる
・大きな夢を持つことよりも小さなことで喜べた方が幸せになれる
皆さんは心理学について、
「つまらなそう」「役に立たなそう」というような印象をお持ちではないでしょうか?
教科書に書かれているような、
古典研究ばかりの心理学に飽き飽きしているのではないでしょうか?
今回は、
心理学は「つまらなそう」という常識を覆す、
『もっとすごい心理学』を解説していきます。
それでは解説していこう!
勉強したら、余計なことをせずに寝る
たくさん勉強して疲れると、
たいていの人は寝る前に気晴らしをしようとします。
(中略)
けれども、このやり方は間違えています。
勉強をしたら、余計なことはせずに、
すぐに睡眠を取るのが正解です。
せっかく勉強しても、
寝る前に気晴らしをしようとすると、
余計な記憶が頭の中に入ってきてしまいます。
そのため、
勉強した内容をそのまま定着させるために、
余計なことはせずに、
すぐに寝ることが大切です。
睡眠には、
記憶を定着させる機能があります。
寝る前に勉強をすると、
その内容が定着しやすいです。
暗記科目などを勉強する時は、
寝る前が最適でしょう。
寝る前に覚えたいことを暗記する方がいいかも。
精神力は訓練で鍛えられる
私たちの精神力は、
鍛えようと思えばいくらでも鍛えることができることが明らかになっています。
ニューヨーク州立大学のマーク・ムラヴェン教授の研究によると、
毎日の小さな衝動を抑制するという訓練によって、
自己コントロール能力が上昇することがわかったそうです。
精神力を鍛えるには、
ちょっと自分が不快に感じることをするとよいです。
たとえば、
「勉強時間を5分だけ延ばしてみる」「腕立て伏せの回数を5回増やす」
などです。
このような、
ちょっと自分に不快感を与える行動によって、
精神力を鍛え上げることができます。
自己コントロール能力が低いと感じているなら、
やってみてはいかがでしょうか?
精神力って鍛えられるんだね。
大きな夢は持たなくてよい
もちろん、
大きな夢をもってもよいとは思うのですが、
「その夢が、自分を苦しめていないか」ということも、
ちょっと自問自答してみてください。
「夢を持つことが苦しい」と感じるなら、
その夢は自分にとっては大きすぎる可能性があります。
そんなときには、
もっと小さな夢に変えるなど、
柔軟に対応してもよいのではないでしょうか。
ロチェスター大学のティム・キャッサー教授の研究によると、
大きな夢を抱いている人ほど活力がなくなり、
身体的なつらさを感じやすくなるそうです。
大きな夢は簡単には達成できないため、
努力しても達成できない自分に失望してしまい、
疲弊してしまいます。
恥ずかしながら、
私も似たような経験があります。
有名な起業家のインフルエンサーの言葉を鵜吞みにしてしまい、
大金持ちになるための勉強をしていました。
しかし、
そのような目標は達成できるはずもなく、
根を詰めすぎて疲弊してしまい、
活力を失ってしまったことがあります。
大切なのは、
自分に合った適切な目標を知ることだと痛感しました。
大きな野望を抱くよりも、
小さなことで満足していた方が、
自分にとって幸せであるかもしれませんね。
大きな目標を持つことが、必ずしもいいことだとは限らないんだ。
まとめ
・勉強の効果を高めるのはすぐに寝ることが大切
・精神力は体と同じように鍛えられる
・大きな夢を持つことよりも小さなことで喜べた方が幸せになれる
いかがだったでしょうか?
私の場合は、
「大きな夢を持つことよりも小さなことで喜べた方が幸せになれる」
というところに強く印象を受けました。
やはり、
自分の等身大でいることが大切なんだなと思います。
ということで、
私の目標は大金持ちになることではなく、
田舎に引きこもってだらだら過ごすことに決定いたしました。(笑)
ぜひ皆さんも、
今回紹介した知識を生活に役立ててみてください。
最後まで読んでくれてありがとう!
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