・嫌な事はしっかりと断る
・他人と比べない
・自分が「変えられること」と「変えられないこと」を分ける
「なんか毎日イライラしている」「なんとなくいつも不安だ」
というような悩みを持っていませんか?
私もなんとなくいつも不安で、
不機嫌になってしまっていたことがありました。
ですが、
上記の3点を意識するようになったことで、
なんとなく感じていた不安が改善したのです。
ということで、
今回は和田秀樹さんが書かれた『感情的にならない 気持ちの整理術』について解説していきます。
それでは解説していこう!
嫌な事はしっかりと断る
不機嫌な人は、
人一倍相手の心理を気にします。
そして自分の感情よりも相手からどう思われるかを優先してしまうのです。
周囲の期待感などの空気を読んで、
ついつい自分の感情を裏切ってしまう。
その結果、
いつも不機嫌になるわけです。
他人の心理を気にしすぎて、
自分の感情に素直になれれないと、
大きなストレスを感じてしまいます。
他人から自分が嫌に感じることを誘われたとき、
きちんと断るようになることが不機嫌にならないためのコツです。
そもそも、
人間関係はWIN-WINであることが前提です。
片方が得をし、片方が損をする人間関係はうまく続きません。
今後の相手との関係を考える面でも、
しっかり断った方がお互いのためでしょう。
自分の感情を無視せずに、
きちんと断ることが、
お互いにとってプラスになることもあるんだ。
他人と比べない
自分と同じ年齢の人が、
有名になって活躍しているのを見ると、
一方的に負けた気がする。
同級生が近々結婚しそうだというニュースを聞いただけで、
敗北感に打ちのめされる。
いずれも、
一方的に自分が勝ち負けの枠組みでとらえて、
一方的に自分が負けたと思い込んで、
一方的に不機嫌になっているだけ。
何が楽しくて、わざわざ自分から不機嫌になろうとしているのでしょうか?
他人と比べることをすると、
このように不機嫌になってしまうのです。
世間一般の勝ち負けの枠組みで物事を捉えようとすると、
自分の本当の価値観を見失ってしまいます。
そもそも、
私たちは他人と比べる必要はありません。
自分は自分なのですから、
自分なりの成功を見つけ出せばいいだけです。
自分は自分。
そもそも他人と比べる必要はないんだ。
自分が「変えられること」と「変えられないこと」を分ける
「変えられること」と「変えられないこと」を明確に分ける必要があります。
「変えられること」であれば、
自分の行動しだいで不機嫌になる機会を減らせます。
しかし、
「変えられないこと」の場合、
自分がいくら悩んだところで、どうにもなりません。
いつまでも悩み続け、不機嫌がひどくなるだけです。
例えば、
Aさんに理不尽に怒鳴られたとします。
そして、
私たちはそれに対してクヨクヨ悩んでしまうわけです。
ですが、
一度立ち止まって考えてみてください。
私たちはAさんに怒鳴られることをコントロールできるのでしょうか?
答えはできません。
他人の行動をコントロールすることなど、
私たちには不可能だからです。
つまり、
Aさんに怒鳴られるのは「変えられないこと」です。
そのことに対して、
クヨクヨ悩んでいても仕方がありません。
「自分にはにはコントロールできないものなのでしょうがない」と思い、
放っておくほうがよいのです。
「変えられないこと」で悩んでも時間のムダ!
さっさと、次のことを考えた方が、建設的だよね。
まとめ
・嫌な事はしっかりと断る
・他人と比べない
・自分が「変えられること」と「変えられないこと」を分ける
いかがだったでしょうか?
本書からは、
自分の考え方次第で、
気持ちをうまくコントロールできると学びました。
自分を幸福にするのは、
自分の考え方次第なのかもしれませんね。
最後まで読んでくれてありがとう!
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