・間欠断食が老化を遅らせる
・運動が老化を遅らせる
・サウナが老化を遅らせる
皆さんは老化についてどうお考えでしょうか?
老化は抗えないものであると考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この本の作者で、
ハーバード大学で最先端の老化についての実験をしている、
デビッド・A・シンクレアさんは、
この考えを否定しています。
老化は避けられない運命などではなく、
ただの病気だというのです。
さらに、
未来では老化という病気が治療可能になる可能性が高いことを述べています。
もうそんなところまで、研究が進んでいるんだね。
それでは、
その治療法が確立する前に、
今の私たちにできることは何でしょうか?
実は最新の研究により、
老化を遅らせる方法がわかってきているのです。
今回はそのことについて書かれた、
『LIFE SPAN 老いなき世界』を解説していきます。
それでは解説していこう!
間欠断食が老化を遅らせる
1980年代から、
アカゲザルを用いた長期のカロリー制限研究が行われ、
そこからはじつに説得力のある結果が得られている。
アカゲザルは遺伝的に見て人のいとこにあたり、
それまでに知られていた最大寿命は40歳だった。
ところが、
この研究でカロリー制限をした20頭のうち、
6頭がその年齢に達した。
人間でいえば、だいたい120歳である。
なぜこのような結果になったかというと、
空腹の適度なストレスによって、
若返り遺伝子とも呼ばれるサーチュイン遺伝子が活性化したことによるものだといいます。
サーチュイン遺伝子は老化を遅らせるだけではなく、
心臓病や糖尿病、脳卒中や癌を防ぐ効果もあるそうです。
サーチュイン遺伝子を働かせるために、
私たちがするべきことは、
空腹の時間を作る間欠断食だと筆者はいいます。
具体的には、
週に2日、
もしくは一日に16時間、
何も食べない時間を作ることです。
そうすることで、
サーチュイン遺伝子が活性化し、
老化を遅らせることができるそうです。
僕も16時間断食してみようかな・・・
運動が老化を遅らせる
様々な運動習慣をもつ数千人の成人を対象に血液細胞のテロメアを調べた結果、
1つの際立った相関が認められた。
頻繁に運動する人ほど、
テロメアが長かったのである。
私たちの血液細胞の中にあるテロメアが、
短くなると老化が進んでしまいます。
この研究によると、
運動によってテロメアが短くなることを防ぐことができるようです。
つまり、
運動は老化を遅らせることができるということです。
筆者によれば、
運動は軽いランニングを1日に5~10分するだけでも効果があるそうです。
軽い運動でも効果があるならやってみようかな・・・
サウナが老化を遅らせる
私の研究室では、
酵母を培養する温度を30℃から37℃に上げ、
生命を維持できるぎりぎりの状態に置く実験を行った。
(中略)
高温にさらされた酵母は通常よりも30%長く生きた。
高温にさらすことによって、
先ほど述べたサーチュイン遺伝子が活性化し、
老化を遅らせることができるようになったそうです。
つまり、
サウナのような人体を高温にさらすものは、
私たちの老化を遅らせる可能性があるそうです。
サウナって、意外と健康に良さそうだね。
まとめ
・間欠断食が老化を遅らせる
・運動が老化を遅らせる
・サウナが老化を遅らせる
いかがだったでしょうか?
意外と簡単な対策で老化を遅らせることができるようですね。
老化の治療法が確立する未来まで生き残るためにも、
このような対策をしておくとよいのではないでしょうか?
最後まで読んでくれてありがとう!
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