・人の行動だけでその人の人格を決めつけない
・100点でなければ0点であると考えない
・変えられないことを考えない
私たちはよく、
「自分は不幸だ」「最近は失敗続きだ」
というようなことがあると思います。
自分が意識して変えようとしても変えられず、
モヤモヤ悩んでしまうことはありませんか?
もしかしたら、
原因は意識の範囲内ではなく、
意識の外で行われる悪いクセが原因なのかもしれません。
人間の行動の8割は無意識で行うといわれています。
自分の行動を変えるためには、
自分が無意識にしているクセを直す必要があります。
クセは無意識に行われるものですから、
クセを直せば意識せずとも、
自身の行動に自然に変化が現れるでしょう。
ということで今回は、
悪いクセの改善方法について書かれた、
『クセを変えれば人生も変わる! 改癖術』を解説していきます。
それでは解説していこう!
人の行動だけでその人の人格を決めつけない
心理学で悪い思考パターンとされるものの一つに「レッテル張り」があります。
たとえば、仕事の締め切りを守らなかったという理由で
「あの人はルーズな人間だ」と決めつける。
企画の出来が良くなかったという理由で
「あいつは発想力がないよね」と決めつける・・・・・・というもの。
もっともらしくも聞こえますが、
冷静に考えると、
「締め切りを守らなかった」「規格の出来が悪かった」というだけのことで、
「○○な人間である」と人間性まで決めつけてしまうのはやりすぎです。
単なる行動や結果で、
その人の人格まで決めつけてしまうのはやりすぎです。
このようなレッテルを貼ると、
相手に対して正しい判断が出来なくなり、
関係を悪化させてしまいます。
また、
自分に対してレッテルを貼ることも、
悪いクセの一つです。
たとえば、
「私は運動できない」
というようなレッテルを自分に貼ったとします。
そのレッテルを貼ったことにより、
自分は運動しなくてもよい理由ができ、
自身の行動を制限してしまいます。
自分にレッテルを貼ることは、
自分の可能性や視野を狭めてしまいます。
他人にも自分にもレッテルを貼るのはやめよう
100点でなければ0点であると考えない
あまりに真面目すぎる人の場合、
成功した仕事でも、
一つ取るに足らないミスがあっただけで
「自分は仕事ができない人間だ」と思い込みます。
当然、
ストレスが溜まるばかり。
鬱病になりやすい人が持つ思考パターンでもあります。
何か一つのミスがあるだけで、
自分を0点扱いするのは間違っています。
そのような考え方をすると、
自分のどこがよかったか、
何が悪かったかが明確に見えてきません。
そうなると、
物事を改善するのが困難になります。
少なくとも、
0点ではないはずです。
「自分のここは成功したけど、あそこはだめっだったな」
と客観的に見ることが大切です。
自分を0点扱いすると、
自分を必要以上に責めることになります。
100点満点でないからこそ、
そこに成長の余地があるのです。
最初は低い点数でも、
何度か改善を繰り返せば、
100点に近づけることができるようになるでしょう。
失敗も大切なことなんだ
変えられないことを考えない
なぜこんなことに・・・・・・
という思考が始まったら、
「これって考えて意味があるかな?」「生産的かな?」と自分に問いかけてみることです。
変えられない過去や他人の行動など、
いくら考えたところで意味のないことに脳のエネルギーを浪費することは間違えています。
なぜそうなったかと考えるよりも、
今どうするべきかを考えた方が生産的です。
いつまでも過去のことで悩んでいたら、
今のことがおろそかになり、
また失敗してしまいます。
過去のことで悩み始めたら、
今どうするべきかを考えてみてください。
過去は変えられないってわかっているつもりだけど、
どうしても考えてしまうよね・・・
まとめ
・人の行動だけでその人の人格を決めつけない
・100点でなければ0点であると考えない
・変えられないことを考えない
いかがだったでしょうか?
私はよく過去のことでウジウジしてしまいます。
過去は変えられないことはわかっているつもりですが、
どうしても考えてしまうのですよね。
これからは、
過去のことについて悩み始めたら、
今できることを考えてみようと思います。
最後まで読んでくれてありがとう!
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