・仕事が苦しいなら逃げる
・モノは把握できる分だけ持つ
・お金を使わなくても自分でできることを増やす
皆さんは、
「できるだけ働かないで生きたい」
と思ったことはありませんか?
私はいつも、
「働きたくないでござる~」
と思って生活しています。(笑)
ですが、
働かないで生きていくためにはお金が必要だったりして、
なかなかうまくはいきません。
「働かないで生きていくなんて金持ちがすることでしょ」
と私は思ってました。
ところがこの本の著者、
大原扁理さんは驚くべきことに、
月収90万円で幸せな隠居生活を送っているそうです。
ということで今回は、
月収90万円でも幸せに暮らせる方法について書かれた、
『なるべく働きたくない人のためのお金の話』を解説していきます。
それでは解説していこう!
仕事が苦しいなら逃げる
社会で当たり前とされていることは、
必ずしも正しいとは限りません。
みんなが当たり前のようにこなしていても、
自分は苦しいと思うなら、
それでいいんです。
自分だけの実感に、
他人がとやかく言う筋合いはありません。
他人と比較して、
どちらの方がより苦しいというのも無意味です。
お金を稼ぐために仕事をするのが苦しいと思う人がいるかもしれません。
事実、
お金は生活していくうえで必要なものです。
ですが、
お金の必要な量は人によって異なります。
他人への見栄のためにお金を稼ぐ必要はありません。
自分が必要な分だけを稼げばよいのです。
お金を稼ぐことは、
幸せになるための手段であって目的ではありません。
お金を稼ぐことに必死になって、
不幸になってしまったら、
本末転倒です。
お金にとらわれて自分を見失うよりも、
自分を傷つけないように、
やりたくないことから逃げる方がよいのかもしれませんね。
お金は大事だけど、
それにとらわれすぎてはいけないいんだね
モノは把握できる分だけ持つ
つねに把握できるぶんしか持てないとなると、
もっとも要らないものから淘汰され、
ひんぱんに使うもの、
本当に大切なものが優先的に残ります。
また、決断も早くなります。
着るものや食べるもので悩まない。
朝昼晩はこれ、春夏秋冬はこれ。
家で作れないものは、さっさと外食。
衣替えの必要もないうえに、
まだある素材をうっかり二重に買ってしまうこともありません。
冷蔵庫や衣装ケースはいつも適度にスカスカ、
掃除もしやすい。
こういう状態が続くと、
余計なモノを買うことがなくなり、
経済的な負担も少しずつ減っていきます。
自分が把握できる以上のモノを持っていると、
自分にとって本当に大切なモノが何なのかが分からなくなってしまいます。
また、
把握できないのですから、
大量のモノは私たちを幸せにはしてくれません。
実際に、
スティーブ・ジョブズのような大金持ちの資産家でも、
多くの物を持たずに、
ミニマムに生活しています。
スティーブ・ジョブズは、
本当の幸せとは、
モノを大量に持つことではないことを知っていたのです。
必要なモノだけに絞ったほうが、
自分にとって本当に大切なモノが分かり、
経済的なストレスからも解放されるのです。
大量のモノは自分を幸せにはしてくれないのか・・・
お金を使わなくても自分でできることを増やす
お金に頼らなくても自分でできることが増えると、
お金がないことに対する不安や恐怖感がまたひとつ和らぎます。
自分でやったぶんだけ、
目に見えてお金が余っていく。
お金を使わなくても自分でできることを増やすと、
お金にとらわれることがなくなり、
精神的にも経済的にも豊かになります。
お金を使わないで生活することは、
自分自身のスキルを上げることにもつながり、
結構面白いそうです。
何でもかんでもお金を使って解決するよりも、
少しでもいいから自分でやってみた方が、
自己肯定感が増し、
楽しく生きられるのではないでしょうか?
自分で髪の毛を切れるようになりたいな・・・
まとめ
・仕事が苦しいなら逃げる
・モノは把握できる分だけ持つ
・お金を使わなくても自分でできることを増やす
私がこの本から学んだことは、
自分の本質を見失わないことです。
仕事は幸せになる手段であって、目的ではない。
大切なモノが分からなくなるので、モノは大量に持たない。
物事は過程を楽しむのが大切なので、お金で全て解決しない。
このようなことを心にとめて、
今後も生きていきたいと思います。
最後まで読んでくれてありがとう!
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