ゆるく考えよう　人生を100倍ラクにする思考法

皆さんはストレスなく生活を送れているでしょうか？

仕事や人間関係などにストレスを感じている方も多いと思います。

人は物事を深刻に考えすぎる傾向があるそうです。

ペンシルバニア州立大学で実施された研究によると、

「根拠のある心配事」でも、

91.4％は実際には起きなかったのです。

私たちはほとんどの心配事において、

心配する必要がないのにも関わらず、

あれこれ考えて不安になってしまいます。

つまり、

私たちは物事をもう少しゆるく考える必要があるのです。

ということで今回は、

ゆるく生きる方法について書かれた、

『ゆるく考えよう　人生を100倍ラクにする思考法』を解説していきます。

仕事や勉強以外で自分の価値を見出す

ニートのもともとの意味は、

「仕事も勉強も職業訓練もしていない状態」ということですが、

その前提には「仕事と勉強と職業訓練にしか価値がない」という考えがあります。

この考えこそ問題ではないでしょうか。

世界の全員がたった3つのことにしか価値を認めないなんて、

ちょっと怖いです。

仕事や勉強以外でも自分の価値を見出すことが必要です。

仕事を辞めて、

何もすることがなくなり、

廃人になる人がよくいると聞きます。

仕事以外に価値を見出せなかった結果、

このようなことになってしまうのです。

自分の価値を見出すためにも、

趣味などを持っておくべきです。

生産的にあきらめる

どんなに事前に計画しても結果はやってみないとわかりません。

これはビジネスでも人生でも同じです。

「違っていた」とわかったら速やかにやめることです。

人生の時間を無駄にする必要はありません。

日本人は、

続けることが無駄だとわかっている物事であっても、

続けることが美徳と思う傾向があります。

無駄なことを続けるのは、

考えなくて済むからです。

思考を止めて惰性で物事を続けることは、

物事をやめる決断をするよりも楽です。

続けても無駄とわかっている物事を続けても、

時間の無駄です。

適切なタイミングであきらめることで、

時間を無駄にせず、

新しいプロジェクトに取り組めるようになります。

時にはあきらめる勇気を持つことも必要なのです。

楽観的に生きる

物事にはよい面と悪い面があるのです。

どうせならよい面を多く見て生きていけば楽しく暮らせます。

わざわざ悲観的に考える必要など、

どこにもないのです。

この本の筆者のちきりんさんの家では、

「よかった確認」という習慣があるそうです。

例えば道に迷ったときに、

「ダイエットになってよかった」というそうです。

私たちは、

何か失敗すると、

悪い面ばかり見てしまう傾向があります。

ですが、

失敗の中にも必ず良い面もあるはずです。

悲観的な部分ばかり見ずに、

楽観的な部分を見た方が、

楽しく暮らせます。

まとめ

いかがだったでしょうか？

私は「楽観的に生きる」が深く印象に残りました。

私自身、

物事を悲観的に考えすぎる側面があり、

それによってストレスを抱えていたことに気が付きました。

これからは、

物事を楽観的に捉え直して生活していきたいと思います。