心が強くない人が仕事で苦しまない ストレスフリー思考 [上田 基]

自己啓発

今回紹介するのは、

『心が強くない人が仕事で苦しまない ストレスフリー思考』

本書では、

ストレスは発散するものではなく、

根本的にストレスを作らないことが必要であると強調されています。

心の弱い人は、

人よりも多くストレスを感じてしまい、

人よりも多くのエネルギーを使ってしまいます。

心の弱い人に必要なのは、

無理に努力をすることではなく、

ストレスの根本的な原因を解決することが重要です。

今回は、

その方法について解説していきます。

「他人がつくった基準」で生きるから苦しくなる

人の数だけ価値観があります。

つまり、

他人の基準と自分の基準が完全に一致することはありません。

「まわりの環境」に自分の人生を当てはめてしまうと、

仕事がどんどん苦痛に思えてきますし、

本当はもっと稼げる可能性があるのに、

頭打ちの給料で我慢する結果にもなってしまいます。

他人の基準に自分を当てはめてしまうと、

価値観の違いからストレスを感じてしまいます。

他人が示した基準ではなく、

自分の価値観に合った基準に従って行動するべきなのです。

人やモノを素直に認める

年を重ねるごとに、

素直に物事を認めることができなくなった人もいるのではないでしょうか?

私たちは物事を判断する時に、

何かしらの理由を探しがちです。

しかし、

理由を探すことが、

私たちの人生をつまらなくしている可能性があります。

人やモノを無意識のうちに斜めから見てしまう。

先の結果を想像して、

意味がないと決めつけてしまう。

こういった状態を長く続けていると、

何もかもがつまらなくなってしまいます。

私たちに必要なのは、

意味を求めることではなく、

おもしろいことをおもしろいと素直に認めることです。

物事を素直に認めることができなければ、

自分の可能性や視野を狭めてしまいます。

そうならないためにも、

素直に認めることを習慣にしてみてください。

小さな成功体験を作る

私たちは何かしらの目標を立てる時、

いきなり大きな目標を立てがちです。

大きな目標は、

ゴールが遠く感じられ、

本当に進んでいるのかが分からなくなってしまい、

挫折してしまいます。

それよりも、

最初に小さな目標を立てることをお勧めします。

小さな成功体験でも何度も繰り返していると、

無意識のうちに「自分はできるんだ」という感覚が蓄積され、

どうやったら目の前の壁を乗り越えられるのか、

ということを考えられるようになります。

小さな成功体験の積み重ねが、

自分のゆるぎない自信につながります。

少しづつでもいいから進んでいるという感覚が大切なのです。

まとめ

・「他人がつくった基準」で生きるから苦しくなる

人やモノを素直に認める

小さな成功体験を作る

このように考え方を変えるだけでも、

ストレスを減らすことができます。

本書はこの他にも、

・究極のネガティブは最強のポジティブに変わる

・うまくいかなかったのは能力のせいじゃない

・自然とやる気が出る「夢実現の方程式」

などが解説されています。

気になった方は本書を読んでみてください。

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