比べない生き方 [小倉 広]  2

自己啓発

前回に引き続き紹介するのはこの本。

それでは、

解説していきます。

ダメな自分をかわいいと考える

多くの人は、

ダメな自分は許せず、

反対に優れた自分だけは良いと考えがちです。

しかし、

それでは生きるのがつらくなってしまいます。

ダメな自分を赦せず、

ダメなところを吹き飛ばそうと、

躍起になるのですが、

その目論見はそう簡単に成功せず、

克服できない自分がますますイヤになっていくからです。

ダメな自分を認められないと、

生きるのが苦しくなってしまいます。

人間はダメなことをついやってしまうお茶目な生き物です。

ダメな自分もかわいいと思うことは、

自分を丸ごと認めることになります。

そのような人は、

自己肯定感が高くなります。

マイナス要素でさえ、

ポジティブに解釈する姿勢が大切なのです。

神様からの宿題は何か考える

「なんで自分はこんなにもつらいのか」というようなときに、

自分は大丈夫だとOKを出せる魔法の言葉があります。

それは、

「神様のメッセージは何か」です。

しんどいときに、

「よしきた!ラッキー!こんなにも、

苦しくてしんどいことが起きるということは、

よほど大きなことに気づけということだ。

これの意味がわかれば、

自分はでっかく幸せになれる」と思ったら、

起きたつらいことがOKと思える。

神様からの宿題は、

「成長や成功に近づくための通り道」なのです。

今置かれている困難な状況に、

不平不満を言っていても、

物事は解決しませんし、

ますます自分が苦しくなるだけです。

それよりも、

困難を神様が与えた宿題と捉え直し、

自分の成長の糧にしていく姿勢が大切なのです。

自分の足りなさを認める

多くの人は苦しんだり、

悩んでいる姿を一生懸命に隠そうとします。

弱いところを見せると、

人に馬鹿にされるのではないかと恐れるからです。

しかし、

隠せば隠すほど、

海水を飲むがごとく苦しくなっていきます。

逆に、

さらけ出せばさらけ出すほどラクになる。

カッコ悪いのが、

実は一番カッコいいのですから。

多くの人は、

自分の非や足りなさをひたすらに隠そうとします。

しかしそのような行為は、

自分の感情を抑えつけてしまいます。

世の中で器の大きいと呼ばれている人は、

自分の非や足りなさを受け止めて認めることができます。

それを逆に愛嬌と捉え、

話のネタにする。

そのような姿勢は、

精神を安定させ、

器の大きな人を作るのです。

まとめ

・ダメな自分をかわいいと考える

・神様からの宿題は何か考える

・自分の足りなさを認める

自分の置かれている状況を、

プラスに解釈し、

成長するための糧とするような姿勢が大切なのですね。

どんなに困難状況でも、

自分を鍛えるための試練と捉えられる人が、

本当に強い人であると思いました。

本書では今回紹介した他にも、

・結果ではなく経過を重視する

・相手を変えようとしないこと

・苦しかったら、苦しみぬいたらいい

というような興味深い内容のものがありました。

気になった方は、是非読んでみてください。

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