前回に引き続き紹介するのはこの本。
それでは解説していきます。
質問する
前回でも述べた通り、
会話の9割は聞くことにあります。
つまり、
相手にしゃべってもらう必要があるのです。
相手の話を中心に展開させていくために、
質問することは重要なのです。
いいタイミングで質問が入ると、
相手の話にどんどんドライブがかかっていきます。
そして相手は無理なく自然に話を展開することができます。
メインで話しているのが相手だったとしても、
会話の主導権は自分にあることを意識してください。
人は自分のことをわかって欲しいものです。
気持ちよく話をしてもらうことは、
相手に「また会いたい」と思わせるのにつながるのです。
しくじりを話す
恥ずかしい体験を話すということは、
相手に大きな安心感を与えます。
恥ずかしい過去をカミングアウトすることは、
決してあなたの評価を下げることにはなりません。
そこをさらけ出して笑いに変えることができるあなたに、
人は大きな安心感を覚えます。
失敗の体験をリストにして覚えておくことをお勧めします。
失敗をしたときに、
「あ、これもリストに加えよう」
と考えるようになります。
つまり、
失敗を面白い話のネタとしてポジティブに捉え直すことができます。
失敗をした時は、
いい話のネタになると考えましょう。
正論を言うときは相手と同じ目線に置いて話す
時にはどうしても相手の間違いを指摘しなくてはならない場面があります。
そのような時に注意したいのは「正論」の伝え方です。
時に正しすぎる「正論」が、
相手の逃げ場を塞いで追い込んでしまうこともあります。
「正論」だからこそ、
真正面から言わない配慮が必要なのです。
正論をそのままいうことは、
「あなたは間違っています」
とストレートに言っているようなものです。
正論を言うときに大切なことは、
相手と同じ目線で話すことです。
「私も同じ間違いをしたことがあるのですが・・・・・・」
「私も昔上司から怒られたのですが・・・・・・」と、
相手と同じ目線に自分を置き、
相手に寄り添いながら共感を得るような伝え方をしていく。
こうした繊細な配慮をできる人が、
人間関係がスムーズにいく人です。
このような配慮をすることで、
相手を無駄に傷つけることなく、
間違いを指摘することができるのです。
まとめ
・質問する
・しくじりを話す
・正論を言うときは相手と同じ目線に置いて話す
上手に質問することは、
話を広げるためには必要です。
上手に質問するためには、
相手の話に好奇心を持つことが必要だと思いました。
次回に続きます。
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