群れない力 「人付き合いが上手い人ほど貧乏になる時代」における勝つ人の習慣 [ 関口智弘 ] 

自己啓発

世の中には、孤独が悪であるというような風潮があります。

そのため、無理をして煩わしい人間関係を続けたりして、

生きづらくなっている人が多くいると思います。

そこで、今回紹介する本はこちら。

本書は、孤独は悪ではなく、

むしろメリットがあることが述べられています。

必要のない人間関係に縛られて、

限りある時間を無駄にしないためには「孤独」が必要なのです。

それでは解説していきます。

人間関係をリセットする

どんな人でも1日に与えられている時間は24時間です。

その中で6時間睡眠を取り、

食事とトイレで2時間使い、

8時間は仕事しなくてはいけないと考えると、

自由に使える時間は8時間くらいです。

その8時間の自由裁量の時間を、

しょーもない知り合いとの交流に使うのか、

はたまた自分を高めるために使うのか。

その時間の質の違いが、

人生の質をつくっているわけで。

だからこそ、あなたの貴重な人生を侵略している、

ろくでもない連中とのつき合いをいったんリセットするべきなのです。

人生の中で、自由な時間は限られています。

その自由な時間を、面白くない人間関係を維持するために使うことよりも、

自分のために使うべきなのです。

人生の質を高めるためには、

つまらない人間関係を一度リセットする必要があるのです。

価値観の違う相手にはキッチリ嫌われる

この本の筆者は、コミュニケーション能力とは、

価値観の同じ相手に好かれる力であり、

価値観の違う相手にはキッチリ嫌われる力であると述べています。

お互いに食い違う主張があるならば、

お互い関わり合うのはやめましょう、

というのが本当の紳士だと思います。

基本的には相手の価値観というのは変えられないものですので、

表面的に合わせてお互いストレスを感じながらつき合うか、

はたまたお互い干渉しないよう距離を置くか二つに一つですからね。

表面上の付き合いをして、

ストレスを溜める必要はありません。

自分と価値観が違うと感じたら、

その人と距離を置いた方がお互い幸せに生活できます。

価値観の合わない相手には、

「価値観が合わない」としっかり伝えた方が、

お互いストレスを感じなくて済むのです。

面倒なお誘いには返事をしない

様々な場面で、付き合いで参加しなくてはいけない集まりが多くあります。

このような集まりに嫌々参加することは時間の無駄です。

こんなつき合いに参加していたのでは、

お金も時間も、いくらあっても足りません。

でもって、現状維持のための経費に過ぎないので、

未来には何も残らない究極の無駄遣いともいえる無益なお金と時間の浪費です。

無駄なお金と時間を浪費しないようにするために、

誘いをやんわりと断るテクニックが必要です。

それは、返事をしないことです。

相手に軽く流されたり、

聞こえなかったするふりをされると、

よほどの仲でもない限りは、

もう一度お願いしづらいでしょう。

相手のお願いに対して、

すぐに返事をしなければならないと考えるのはやめましょう。

言葉にして断ると、

反感を持たれてしまう可能性があります。

しかし、聞こえなかった、

見ていなっかったというような無視はそれほど反感を持たれません。

最初は、聞こえなかった、

見ていなかったふりをします。

そして、返事の催促が来たら初めて気づいたふりをして、

他の用事が入ってしまったといって断りましょう。

まとめ

・人間関係をリセットする

・価値観の違う相手にはキッチリ嫌われる

・面倒なお誘いには返事をしない

自分の貴重な時間を無駄にしないためには、

不要な相手との関わりを減らすことが大切なのですね。

今回紹介した他にも、

・知り合いは友達ではない

・本当の友達の作り方

・孤独を成長につなげる方法

というような興味深い内容がありました。

気になった方はぜひ読んでみてください!

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