悩まない あるがままで今を生きる [ 矢作直樹 ] part 1

自己啓発

現代社会を生きる私たちは、

様々な悩みを抱えて生きています。

仕事や人間関係など悩みのタネは多くあるため、

私たちは悩まずにはいられません。

私たちはどうしたら、その悩みから解放されるのでしょうか?

そこで紹介するのはこの本。

この本の著者は悩みについてこのように述べています。

悩みというのは、

人生の途上で出会う私たちが解消(解決)しなければならないテストのようなものです。

悩みと上手に付き合いながら、今を楽しむ。

今を楽しむことで、生きていることを実感する。

これが人生で最も大切なことです。

悩みとうまく付き合い、

今を楽しむことが大切なのです。

ということで、悩みとうまく付き合うにはどうすればよいのかを、

解説していきたいと思います。

物を持たない

物が増えると一時的に愉悦ゆえつを覚えると思いますが、

それは次第に雑念や邪念を持つことになります。

もっと買わなければ、もっと人が持っていない物が欲しい、

もっともっとという病に憑りつかれるのです。

確かに、人間にはこのような一面があります。

自分が欲しかったものを手に入れたら、

一時は満足します。

しかし、また新しいものが欲しくなり、

今持っている物だけでは不満になってしまうのです。

私も、もっともっとという病に憑りつかれたことがあります。

そうなったときは、お金を浪費してしまったり、

部屋が物でいっぱいになって狭くなってしまいました。

さらに恐ろしいことに、もっともっとという病に憑りつかれることによって、

常に不満や悩みを持ってしまっていたのです。

それではまずいと思い、必要なもの以外全部捨てて、

余計なものを買わないようにしました。

そうすることによって、お金が余り、部屋が広くなりました。

また、現状ある物で満足するようにしたことで、

物に対しての不満や悩みを持たなくなりました。

この本の作者は、

物を必要以上に持たず、今あるもので十分だと考えることが大切だと述べています。

物について満足するためには、

新しく物を増やすのではなく、

むしろ、減らしてみることが大切なのです。

幸せも不幸せも受け止め方しだい

これまでの人生を振り返ると、

幸せだったとか不幸せだったとか、

実にいろいろな思いが交錯すると思いますが、

幸せも不幸せも自分が勝手に作り上げた幻想です。

この本の作者曰く、幸せも不幸せも幻想だそうです。

その理由として、

そもそも、幸せと不幸せを確実に判断する物差しはありません。

もし存在するとすれば、

それはその時の「自分の心」です。 

確かに、私たちはその時の気分次第で、

物事の捉え方を変えてしまいます。

幸せと感じる基準は、その時の気分によって変わるのです。

筆者は幸せも不幸せも受け止め方しだいだと述べています。

小さなことで幸せを感じることができる人がいる一方で、

世間で成功していると言われている人でも不幸せだったりします。

幸せには明確な基準があるのではなく、

その人の受け止め方しだいなのです。

お恥ずかしい話なのですが、

私は以前、成功しなければ幸せになれないと思っていた時期がありました。

なので、無理をして成功者の真似事をしていました。

今思えば、ものすごい黒歴史です。

ですが、あるとき、

成功している人でも不幸せな人はいることに気が付きました。

それから私は、幸せは受け止め方しだいだと学びました。

なので、筆者の主張はよくわかります。

○○しなければ幸せになれないということではなく、

幸せも不幸せも受け止め方しだいなのです。

皆さんは私と同じようなことにならないようにしましょう。

認めてもらうよりやりがいを

会社では、出世やポジション争いなどが起こります。

作者はなぜこのようなことが起こるかについてこのように述べています。

その仕事に心底やりがいを感じ、

本心で幸せを感じることができているのなら、

ポジション争いは仕事の下に位置する興味でしょう。

しかし、それほどやりがいを感じていないのであれば、

自分は頑張っている、だからポジションを上げてほしいという

「承認欲求」がより強くなるのかもしれません。

確かに、仕事にやりがいを感じ、

集中しているのであれば、ポジション争いは眼中に入りません。

仕事自体にやりがいを感じていないからこそ、

ポジションが気になってしまうのです。

本当に自分を幸せにしてくれるのは、

ポジションではなく、やりがいだと思います。

やりがいがなければ、

仕事のモチベーションが下がってしまいます。

反対に、やりがいがあることで、

努力も苦ではなくなります。

なので、本当に出世しやすい人は、

仕事にやりがいを感じている人だと思います。

ですので、ポジションを求めるよりも、

やりがいを求めた方がよいのです。

まとめ

・物を持たない

・幸せも不幸せも受け止め方しだい

・認めてもらうよりやりがいを

いかがだったでしょうか?

自分が幸福になるかどうかは、

自分の行動や考え方しだいなのですね。

地位や名誉、物やお金を手に入れなければ、

幸せにはなれないというような考え方を捨てる必要があと思います。

すべては自分の捉え方しだいです。

幸福な人生を歩むためにも、

物事をポジティブに捉えられるようになりたいですね。

次回に続きます。

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