心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣  [ 長谷部 誠 ] part1

自己啓発

何かを成し遂げるためには、

メンタルの管理が欠かせません。

いかなる時も安定した心で行動することが、

仕事で成果を出すことにつながるからです。

そこで、今回紹介するのはこの本。

この本の著者である長谷部さんは、プロサッカー選手として、

数々のプレッシャーのかかる試合でチームを勝利に導いた方です。

プロサッカー選手は、大勢の人から注目されたり、

試合で結果を出さなくてはいけなかったりとプレッシャーのかかる職業です。

そんなプロサッカー選手がどの様にして、自分のメンタルをコントロールして、

常に結果を出し続けることができるのか気になりませんか?

ということで今回は、鋼のメンタルを持つプロサッカー選手が、

どのようにしてメンタルを整えているのかを解説していきます‼

意識して心を鎮しずめる時間を作る。

スケジュールを詰め詰めにしてしまうと、

忙しすぎて心身がすり減ってしまいます。

過度に忙しくすることは、

パフォーマンスを低下させてしまうのです。

そこで、著者の長谷部さんが大切にしていることは、

寝る前の30分間、心を鎮める時間を作るというもの。

壁の模様を見て、ひたすらボ~ッとしてもいいし、

頭に浮かんできたことについて思考を巡らせてもいい。

大事なのはざわざわとした心を少しずつ鎮静化していくことだった。

練習と緊張でざらついた心をメンテナンスしてあげるのだ。

このような時間を意図的に作ることで、

どんなに葛藤を抱えても、翌朝には心が落ち着くそうです。

最近、私も寝る前に瞑想をして、

心を整える時間を作りました。

そうすることによって、

その日に抱えた悩みや不安を翌朝に持ち越さないようになりました。

やはり、このような時間を作ることは、

自分の心の整理をつけるために重要なことです。

寝る前の30分だけ、自分の心を整えるために使ってみる。

皆さんも、このような習慣を生活に取り入れてはいかがですか?

整理整頓せいとんをする

ドイツには「整理整頓は、人生の半分である」ということわざがある。

日頃から整理整頓を心がけていれば、

それが生活や仕事に規律や秩序をもたらす。

だから整理整頓は人生の半分といえるくらい大切なんだ、という意味だ。

このことわざは大げさではないように思えます。

最近のビジネス書籍でも、

「机が散らかっている人は、仕事ができない」

というようなことが書かれています。

整理整頓をすることによって、自分の心の整理がつくのです。

きれいになった部屋を見たら、誰だって心が落ち着く。

僕は心がモヤモヤしたときこそ、

身体を動かして整理整頓をしている。

心の整理もかねて。

部屋が散らかっていると、心も散らかってしまいます。

私は以前、部屋を物でいっぱいにして、

散らかしていた時期がありました。

そのときは、何となく気分が晴れないと感じていました。

あるとき、自分の部屋を整理すると決心し、

部屋をきれいに片づけました。

すると、心のモヤモヤが晴れて、

非常にすっきりとした心地よい気分になりました!!

そのとき、気分が晴れないからこそ、整理整頓をするべきだと痛感しました。

皆さんも、心がモヤモヤしたときは、

整理整頓してみてはいかがでしょうか?

整理整頓についてもっと知りたい方はこちら↓

マイナス発言をしない

愚痴というのは一時的な感情のはけ口になって、

ストレス解消になるのかもしれないけれど、

あまりにも安易な解決策だ。

何も生み出さないし、まわりで聞いている人たちの気分もよくない。

愚痴で憂さ晴らしするのは自分の問題点と向き合うことから逃げていると同じ。

ゆえに逆に愚痴を言わないように心がければ、

自ずと問題点と向き合えるようにもなるのだ。

確かに、愚痴を言う人は、

自分の非を認めることから逃げているように思えます。

他人がどうであるかよりも、

自分がどうであるか気にした方がよいということですね。

私たちはついつい他人に対して、

愚痴を言いたくなってしまいます。

しかし、その時に一度立ち止まって、

「相手のせいにして、自分の問題から逃げているのではないか」

と自問してみるとよいのかもしれません。

さらに著者の長谷部さんはこのように述べています。

愚痴だけでなく、負の言葉はすべて、

現状をとらえる力を鈍らせてしまい、

自分で自分の心をかき乱してしまう。

心を正しく整えるためにも愚痴は必要ない。

マイナス発言は、自分の心をかき乱してしまう行為だそうです。

確かに、多くの心理学の本でも、

「マイナス発言は自分の心をむしばむ行為だ」と書かれています。

マイナス発言をしないようにするためには、

マイナスなことをポジティブなことに捉え直すことが大切だと思います。

例えば、忘れ物をして家に取りに帰ったとき、

マイナス発言をするのではなく、

「いつもより運動出来てよかった」と捉えてみましょう。

そうすることで、マイナス発言が減り、

自分と向き合うことができると思います。

ポジティブな捉え方をもっと詳しく知りたい方はこちら↓

まとめ

・意識して心をしずめる時間を作る。

・整理整頓せいとんをする

・マイナス発言をしない

上の3つは当たり前のことですが、

改めてその大切さを知ることができました。

その当たり前のことができないからこそ、

私たちの心はモヤモヤしているのではないかと思います。

この中の1つでもよいので、とにかくやってみる。

とにかく行動することが大切だと思いました。

次回に続きます。

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