前回に引き続き紹介するのはこの本。
それでは解説していきます。
内向型人間は喜びも悲しみも長続きする
内向型の人は、喜びも悲しみも長続きします。
刺激に敏感で脳の回路が長い内向型人間は、
まるで牛が食べたものを反芻するように、
喜びや悲しみ、楽しいことや不安なことを、
何度も何度も味わうことができます。
確かに、私も一つのことについて、
何度も考えて悩んでしまいがちです。
過ぎ去った過去は変えることができないのに、
それについて必要以上に何度も考え、
過剰に不安になってしまうのです。
本当につらいので勘弁してほしいです。
その点では、まったくありがたい特徴ではありません。
しかし同じことは、喜びや楽しいことにも言えるのです。
過去のちょっとした幸せも、
何度も思い出して幸せな気分になれる。
内向型人間は、そういう人たちでもあるのです。
私は思い出し笑いが非常に多く、
過去の面白かったことを思い出して、
ついつい笑ってしまいます。
それも、内向型人間の特徴なのですね。
内向型人間は不安を何度も感じてしまいますが、
その分、喜びも何度も感じることができるのできます。
自分が同じことを何度も考えてしまって悩みやすいと思っているなら、
その分幸せになれる可能性があると捉えてみてはいかがでしょうか。
瞑想で疲れを取る
内向型人間のおすすめの休息法は瞑想です。
刺激に敏感な内向型人間は、生活しているだけで、
疲労が溜まってしまいます。
そのため、疲れの原因である刺激を遮断して、
休息する必要があります。
なので、刺激を遮断する瞑想はおすすめです。
瞑想のやり方は以下の通りです。
① 椅子や床に座る
② 目を閉じて深く深呼吸し、意識を呼吸に向ける
③ 雑念が浮かんだら、浮かんだことを認識し、意識を呼吸に戻す
実際に私も瞑想を毎日していますが、
終わった後には頭がスッキリして脳の疲れがなくなっています。
自分の内側に意識が向き、
頭でいろいろ考えがちな内向型人間は、
脳が疲れてしまいやすいです。
瞑想して、しっかり自分をケアしてあげる必要があると思います。
瞑想についてもっと詳しく知りたい方はこちら↓
アウトプットを習慣にする
内向的な人にとっておすすめの習慣はアウトプットをすることです。
内向型人間の武器は思考力です。
脳の神経回路が長くて、
いろいろなことを考えられるという点では思考力の幅が広く、
熟考できるという意味では思考力が深い。
縦にも横にも広がりを持っているのが内向型人間の思考です。
そんな素晴らしい思考力を持つ内向型の人ですが、
その思考を生かす能力も優れているかというと、そうではありません。
内向型の人は短期記憶が得意ではなく、
せっかくの考えをすぐに忘れてしまうことが多いのです。
そのため、メモでもSNSでもいいので、
考えたことを文字にしてアウトプットする必要があるのです。
私も忘れっぽい性格をしていて、
「いいことを思いついた気がしたけど、忘れてしまった」
なんてことは日常茶飯事です。
そのため、思いついたことを忘れないようにするために、
常にポケットにメモ帳を入れて、
何かひらめいたら書き込むということをしています。
そうすることによって、考えたことを忘れることが明らかに減りました。
ぜひ皆さんも習慣にしてみてください。
まとめ
・外向型になろうとしない
・内向型人間は聞き上手
・愛想笑いをしない
・内向型人間は喜びも悲しみも長続きする
・瞑想で疲れを取る
・アウトプットを習慣にする
内向型であることは、メリットもあるし、デメリットもあります。
メリットを最大化し、デメリットを最小化するためには、
無理やり自分を外向型にするのではなく、
自分の特性をきちんと理解して、
内向型の人のための戦略を取るべきだと思いました。
今回紹介した他にも、
・自分が大事にしている価値観を見つけることが大事
・「内向型=人見知り」ではない
・独創性があり説得力のあるプレゼンができる
など興味深い内容がありました。
気になった方はぜひ読んでみてください!!
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